毎日長い時間デスクに向かっているのに、机そのものは10年以上前から変えていない、という経営者や事務担当者の方は少なくないと思います。
士業や工務店の事務所では、引き出し付きのスチール製の片袖机が今も使われていることがあります。書類や印鑑を引き出しに入れる習慣もあり、買い替えのきっかけがなかなかありません。
机は毎日長い時間向き合う道具なので、座りっぱなしを減らせるかどうかが、体の負担と仕事のしやすさに関わります。
この記事では、長時間のデスクワークが多い中小企業の方に向けて、電動昇降デスクのおすすめ5台を価格の低い順に紹介します。1台だけ選ぶときにも、事務所でまとめて入れ替えるときにも使えるように整理しました。
- FlexiSpot・山善・コクヨなど、おすすめ5台の価格と仕様の違い
- 座りっぱなしや腰への効果が、公的資料と研究でどこまで分かっているか
- デメリットと選び方、まとめて導入するときの保証と搬入
電動昇降デスクのおすすめ早見表
先に、この記事で紹介する5台を価格の低い順に一覧にします。価格・仕様は2026年9月時点の各メーカー・公式ショップの情報です。
| デスク | 価格の目安 | モーター | 昇降範囲 | 耐荷重 | 保証 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SANODESK E150 | 27,500円(天板付き) | シングル | 73〜121cm | 50kg | 5年 | 費用を抑えて試したい |
| FlexiSpot EF1 | 30,800円(脚のみ) | シングル | 69.5〜112cm(脚のみ) | 70kg | 5年 | 手持ちの天板を生かしたい |
| FlexiSpot E7 | 63,800円から(140×70cmの天板付き) | デュアル | 58〜123cm(脚のみ) | 125kg | 5年 | モニター2台など重い機器を載せる |
| 山善 ELD-FS | 63,999円(幅140cm) | 2モーター | 71〜117cm | 80kg | 脚部・昇降機構5年 | 国内の会社の窓口で揃えたい |
| コクヨ STANDSIT-W | 74,030円(幅135cm) | 公式に記載なし | 66.5〜126.5cm | 約60kg | 構造体3年、モーター1年など | 国内生産のオフィス家具を選びたい |
迷ったら、費用を抑えるならSANODESK E150、重い機器を載せるならFlexiSpot E7、国内の会社の保証や窓口を重視するなら山善かコクヨ、という分け方が目安になります。
FlexiSpot EF1は脚だけで買えるため、今の机の天板を使い回したいときの候補です。

昇降範囲は「脚のみ」の数値か「天板を付けたとき」の数値かで変わり、FlexiSpot E7では2.5〜3cmの差があります。背の低い方は、一番低くしたときの高さを先に確かめると失敗しにくくなります。
電動昇降デスクを使うメリット
電動昇降デスクは、ボタン操作で天板の高さを変えられる机です。座って作業する高さと、立って作業する高さを、仕事の途中で切り替えられます。
座りっぱなしの時間を減らせる
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、成人に向けて、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意することを勧めています。
パソコンを使う事務作業についても、厚生労働省のリーフレットが「長時間同じ姿勢にならないよう、ときおり立ち上がるか立ち作業を」と呼びかけています。
作業は1時間以内を1サイクルとし、サイクルの間に10〜15分の作業休止を入れる目安も示されています。

職場の座る時間を減らす方法を調べたコクランのレビュー(2018年)では、昇降デスクを使うと、職場で座っている時間が短期間で1日84〜116分ほど減ったと報告されています。
ただし根拠の質は低いとされ、効果は時間とともに小さくなる可能性も指摘されています。
電動ならボタン一つで立ち作業に切り替えられるため、「ときおり立ち作業を」という目安を、毎日の仕事に組み込みやすくなります。
腰への効果は研究が進んでいる段階
昇降デスクと腰の不快感の関係を調べた研究をまとめた2018年のメタ分析(Agarwalら、8件の研究)では、昇降デスクを使うと腰の不快感が小さく下がったと報告されています。
ただし、もともと腰痛のない人を対象にした研究が多く、使う時間や座る・立つの割合も研究ごとにばらばらでした。すでに腰痛がある人にそのまま当てはまるとは言えず、著者も追加の研究が必要としています。
昇降デスクは腰痛を治す道具ではなく、姿勢を変えるきっかけを作る道具と考えておくのが確実です。
腰や肩の痛みが続くときは、机を買い替える前に医療機関に相談してください。
座ったときの姿勢は、机と椅子の組み合わせで決まります。椅子の選び方は次の記事にまとめています。

作業に合わせて高さを変えられる
電動昇降デスクは、座るか立つかの二択だけでなく、作業に合わせて高さを細かく変えられるのも利点です。たとえばコクヨのSTANDSIT-Wは、1cm単位で高さを調整できます。
書類に手で記入するときは少し低め、キーボードを打つときは肘の高さに合わせる、といった使い分けができます。立ったまま短い打ち合わせをしたり、図面を広げて確認したりする場面でも使えます。
従業員の健康を経営の課題として考える「健康経営」の取り組みとして、作業環境を見直す会社もあります。一人ひとりの机の高さを体に合わせられる点は、共用の机を使う小さな事務所ほど効いてきます。

電動昇降デスクのデメリット
電動昇降デスクには、買う前に知っておきたい弱点もあります。「思ったより使わなかった」とならないよう、次の点を確かめておきます。
- 価格が高い:天板付きで3万円前後から、国内メーカーは6〜7万円台
- 重くて動かしにくい:組み立てると40kg前後になる機種が多い
- 配線を整える必要がある:昇降のたびにケーブルが引っ張られる
- 電源が要る:コンセントの位置で置き場所が決まる
- 引き出しがない:書類や印鑑の置き場を別に用意する
- 立ちっぱなしも負担になる:座る・立つを切り替えて使うのが前提
重さは、山善の幅140cmのタイプで約40.5kg、コクヨのSTANDSIT-W(幅135cm)で43.8kgあります。レイアウト変更のたびに一人で動かすのは難しいため、置き場所は最初によく決めておきます。
カナダのウォータールー大学の研究センターは、長時間の立ち作業にも負担があるとして、30分ほどを目安に座る・立つを切り替える使い方を勧めています。立ち作業の時間を増やすことより、同じ姿勢を続けないことが大切です。
費用を抑えたい、電源のない場所に置きたいという場合は、ハンドルを回して高さを変える手動式という選択肢もあります。ただ、切り替えに手間がかかるほど立つ回数は減りやすいため、毎日切り替えるなら電動が向いています。
電動昇降デスクの選び方
昇降デスクを選ぶときは、天板の大きさ、高さの範囲、安全のための機能、載せる機器の重さを順に確かめます。ここでは購入前に押さえておきたい観点を整理します。
天板のサイズと奥行き
事務所で使うなら、幅120cmか140cmが選びやすい大きさです。
モニター1台とキーボード、書類を並べるなら幅120cmで足ります。デュアルモニターを使う、書類を大きく広げながら作業する、といった場合は140cmあると余裕が出ます。
奥行きは60〜70cmが一般的です。モニターとの距離を取りたいなら奥行き70cm、狭い事務所で通路を広く残したいなら60cmが目安になります。
キーボードやマウスを置く位置も、天板の広さで変わります。キーボードの選び方は仕事用キーボードの記事にまとめています。
昇降範囲は肘の高さで確かめる
昇降範囲は、座ったときも立ったときも、肘を軽く曲げてキーボードに手を置ける高さに天板を合わせられるかで確かめます。厚生労働省のリーフレットも、机の高さは作業者に合ったものを選ぶよう求めています。
特に気をつけたいのは、一番低くしたときの高さです。背の低い方は、最も低くしても天板が高すぎて、座って作業する高さに合わないことがあります。
昇降範囲は「脚のみ」の数値と「天板を付けたとき」の数値が混ざって書かれています。たとえばFlexiSpot E7は、脚のみ58〜123cm、天板を付けると表示は60.5〜126cmです。
背の高い方は、一番高くしたときに立ち作業の高さまで届くかも確かめます。FlexiSpot EF1は脚のみで最大112cmのため、身長によっては立ち作業には低いことがあります。
メモリー機能と障害物検知
メモリー機能は、「座る高さ」と「立つ高さ」を登録しておき、ボタン一つで切り替える機能です。これがないと毎回高さを合わせ直すことになり、切り替えが面倒で使わなくなりがちです。
登録できる数は機種で違い、コクヨのSTANDSIT-Wは2つ、山善のELD-FSは4つです。二人で一台を使う机なら、登録できる数が多いほうが便利です。
障害物検知は、下がる途中で椅子の肘掛けや物に当たると自動で止まる機能です。今回紹介するFlexiSpotの3台とコクヨには備わっています。
- 障害物検知:昇降の途中で物に当たると止まる
- 指はさみ防止:コクヨのSTANDSIT-Wが配慮をうたう
- ロック:FlexiSpot E7は操作ボタンをロックできる
小さな子どもが出入りする事務所や、来客の多い場所に置くなら、安全のための機能がそろった機種を選ぶと安心です。
モーターの数と耐荷重
一般に、脚ごとにモーターを持つ2モーター(デュアルモーター)の機種は、昇降が安定しやすいとされます。今回の5台では、FlexiSpot E7と山善のELD-FSが2モーターです。
耐荷重は、天板の上に載せる機器の合計で考えます。モニター2台とモニターアーム、デスクトップPCを載せるなら、耐荷重に余裕のある機種を選びます。
今回の5台では、耐荷重はFlexiSpot E7の125kgが最も大きく、SANODESK E150の50kgが最も小さくなります。ノートPCとモニター1台の机なら、どの機種でも足りる範囲です。
天板の厚みとモニターアーム
天板の厚みは機種で違い、SANODESK E150は1.6cm、山善のスタンダード天板は1.8cmです。FlexiSpotの脚に手持ちの天板を付けるときは、厚み2cm以上が条件になっています。
モニターアームをクランプで天板に固定するなら、アームの説明書にある天板の厚みの対応範囲を確かめます。天板が薄いと、クランプの締め付けで天板を傷めることがあるため、補強用のプレートを使うと安心です。
電源タップやUSBの差込口を天板に付けたいなら、山善のコンセント付き厚型天板(ELD-U1470、厚さ3.5cm)のような選択肢もあります。モニターの選び方は仕事用モニターの記事をご覧ください。
天板の色は木目か白が無難
天板の色は、事務所の印象を左右します。業務用として使うなら、次の2色が使いやすくなります。

- ナチュラル木目:温かみがあり、士業やクリニック、工務店の事務所に合う
- ホワイト:清潔感があり、狭い事務所でも圧迫感が出にくい
木目は明るい色ほど部屋が広く見えます。ホワイトは机の周りがすっきり見えるため、書類の多い事務担当者の席にも向いています。
ダークブラウンやブラックは高級感がありますが、ほこりや傷が目立ちやすいため、業務用としては上の2色が無難です。
おすすめの電動昇降デスク
ここからは、おすすめの電動昇降デスクを価格の低い順に紹介します。まずは費用を抑えて試せるものから、国内生産のオフィス家具まで、5段階で選びました。
SANODESK E150
- 価格の目安
- 27,500円(天板付き・FlexiSpotの公式ショップ)
- 主な仕様
- シングルモーター、天板120×60cm・厚み1.6cm、メモリー、障害物検知、USB(Type-Cを含む)
- 昇降範囲と耐荷重
- 73〜121cm、50kg
- 向いている人
- 費用を抑えて、まず昇降デスクを試したい人
最初に紹介するのは、FlexiSpotのサブブランドSANODESKのE150です。天板付きで27,500円と、今回の5台で最も手頃です。
天板は幅120×奥行60cmで、ノートPCとモニター1台を置く席にちょうどよい大きさです。メモリー機能と障害物検知も備え、保証は5年です。
- 操作パネルにUSB(Type-Cを含む)の差込口
- 天板の左右にバッグなどを掛けられるフック
- 配線を収めるトレー
耐荷重は50kgで、モニター2台やデスクトップPCを載せる机には向きません。重い機器を載せるなら、この後に紹介するFlexiSpot E7を選びます。
FlexiSpot EF1
- 価格の目安
- 30,800円(脚のみ・FlexiSpotの公式ショップの通常価格)
- 主な仕様
- シングルモーター、天板は幅100〜160・奥行50〜80cm・厚み2cm以上に対応、メモリー、障害物検知
- 昇降範囲と耐荷重
- 69.5〜112cm(脚のみ)、70kg
- 向いている人
- 手持ちの天板を使い回したい人、標準的な身長の人
次に紹介するのは、FlexiSpotの定番の入門モデルEF1です。脚だけで買えるため、今使っている机の天板を付け替えて使えます。
メモリー機能と障害物検知に加え、座っている時間が長いと知らせるアラームも備えています。保証は5年で、耐荷重は70kgです。
公式ショップの価格は脚のみ30,800円で、天板は別に用意します。セールの時期には2万円台で出ることもあります。
EF1の昇降範囲は脚のみで69.5〜112cmです。背の高い方は、立ち作業の高さまで上がるかを先に確かめてください。
FlexiSpot E7
- 価格の目安
- 脚のみ57,200円、140×70cmの天板付き63,800円から(FlexiSpotの公式ショップ)
- 主な仕様
- デュアルモーター、天板は幅120〜210・奥行60〜80cm・厚み2cm以上に対応、メモリー、障害物検知、ロック
- 昇降範囲と耐荷重
- 58〜123cm(脚のみ)、125kg
- 向いている人
- モニター2台など重い機器を載せる人、背の低い人から高い人まで
FlexiSpotの中位のモデルE7は、脚ごとにモーターを持つデュアルモーターで、耐荷重は125kgあります。モニター2台やデスクトップPCを載せても余裕があります。
昇降範囲は脚のみで58〜123cmと広く、背の低い方から高い方まで合わせやすいモデルです。複数の高さを登録できるメモリー機能に加え、障害物検知と操作ボタンのロックも備えています。
天板は公式のセットのほか、幅120〜210cm・奥行60〜80cm・厚み2cm以上の手持ちの天板も付けられます。幅160cm以上の広い天板にしたい事務所でも使えます。
保証は5年です。FlexiSpotの公式ショップでは、有料の組立設置サービスを、デスクと同時に申し込めます。
山善 電動昇降デスク ELD-FS
- 価格の目安
- 63,999円(幅140cm・山善ビズコム、税込)
- 主な仕様
- 2モーター、天板は幅100・120・140cm×奥行70cm・厚み1.8cm、メモリー4つ
- 昇降範囲と耐荷重
- 71〜117cm、80kg(均等荷重)
- 向いている人
- 国内の会社の窓口で揃えたい事務所
山善は1947年に創立した専門商社で、工作機械や工具などの生産財と、家電などの家庭機器の両方を扱っています。製造業の方には、工作機械の取引で名前を知っている会社かもしれません。
スタンダード天板のELD-FSは2モーターで、昇降が安定しやすい構成です。よく使う高さを4つまで登録できるため、席を共用する事務所でも使いやすくなっています。
天板は幅100・120・140cmから選べ、奥行きは70cmです。幅140cmのタイプは重さが約40.5kgあり、山善も2人以上での組み立てを勧めています。
保証は脚部と昇降機構が5年です。電源タップ付きの厚い天板がほしいなら、コンセント付き厚型天板のモデル(ELD-U1470など)もあります。
コクヨ STANDSIT-W
- 価格の目安
- 74,030円(DSW-TK1407SA1・天板135×67.5cm、コクヨの公式ストア、お客様組立)
- 主な仕様
- 国内生産、メモリー2つ、リマインダー、障害物検知、指はさみ防止
- 昇降範囲と耐荷重
- 66.5〜126.5cm(1cm単位)、約60kg
- 向いている人
- 国内生産のオフィス家具で揃えたい会社
最後に紹介するのは、オフィス家具大手コクヨのSTANDSIT-W(スタンジットダブル)です。コクヨの公式ストアでは、同社の電動昇降デスクのエントリーモデルとして扱われています。
国内の自社工場で生産され、高さは66.5〜126.5cmの範囲を1cm単位で調整できます。立ち作業を促すリマインダー、障害物検知、指はさみ防止も備えています。
レバーを引くと、登録した2つの高さのどちらかまで自動で動く操作方法です。天板のサイズは幅100cmから160cmまであり、事務所のレイアウトに合わせて選べます。
価格は今回の5台で最も高く、耐荷重も約60kgのため、重い機器を多く載せる机には向きません。国内のオフィス家具で事務所の机を揃えたい会社に向く一台です。
コクヨの品質保証は部分ごとに期間が決まっていて、構造体は3年、昇降機構などの可動部は2年ですが、モーターなどの電気部品は1年です。
会社でまとめて導入するときの確認
1台だけ選ぶときと違い、事務所でまとめて入れ替えるときは、保証の範囲と搬入の段取り、今の机の処分まで決めておくと、あとの手間が減ります。
保証期間とモーターの保証
電動昇降デスクで気になるのは、モーターの寿命です。
今回の5台では、モーターが何年もつかを年数で示した公式の情報は見つかりませんでした。そのため、保証の範囲で比べるのが確実です。
| デスク | 保証期間 | 確認した情報 |
|---|---|---|
| SANODESK E150 | 5年 | FlexiSpotの公式ショップ |
| FlexiSpot EF1・E7 | 5年 | FlexiSpotの公式ショップ |
| 山善 ELD-FS | 脚部・昇降機構5年 | 山善ビズコムのコラム |
| コクヨ STANDSIT-W | 外観1年、可動部2年、構造体3年、モーターなどの電気部品1年 | コクヨの品質保証 |
コクヨの保証は、週40時間程度の通常のオフィスでの使用が前提です。台数が多いときは、故障したときの窓口と、交換部品の手配の流れも購入前に確かめておきます。
同じ機種で揃えておくと、故障したときの問い合わせや予備の手配が一つの窓口で済みます。
まとめて入れる前に1台だけ買い、数人に使ってもらうと、高さの範囲や揺れが自分たちの使い方に合うかが分かります。標準の機種を決めるのはそのあとでも遅くありません。
搬入と組み立て
電動昇降デスクは、組み立てると40kg前後になる機種が多く、一人での作業は床を傷つけたり指を挟んだりするおそれがあります。組み立ては2人以上で行うのが基本です。
- エレベーターの有無と、廊下やドアの幅
- 梱包の大きさ(天板は幅いっぱいの箱で届く)
- 組み立てる場所と、段ボールの置き場所
- 組立サービスを使うか(FlexiSpot・山善・コクヨで用意あり)
FlexiSpotの組立設置サービスは有料で、デスクと同時に申し込む必要があります。コクヨの公式ストアは、組み立てまで行う「ラクラク納品」と、自分で組み立てる「お客様組立」を選べます。
引き出し付きの机から乗り換えるとき
引き出し付きのスチール机から昇降デスクに乗り換えると、引き出しの収納がなくなります。
書類や印鑑、文具の置き場には、キャスター付きの引き出し(サイドワゴン)を用意するのが一般的です。デスクの下に入れるなら、一番低くしたときの天板の下に収まる高さのものを選びます。

今の机の処分も、先に決めておきます。事業所から出るスチール製の机は産業廃棄物の「金属くず」で、家庭の粗大ごみには出せません(大阪市の案内の例)。
処分は産業廃棄物の許可業者に頼むのが基本です。中古オフィス家具の買取業者に相談すると、状態によっては引き取ってもらえる場合もあります。
事務所の備品をまとめて見直すなら、パソコンの選び方も次の記事にまとめています。

まとめ
- 電動昇降デスクは、座りっぱなしを区切り、姿勢を変えるきっかけを作る道具
- 費用ならSANODESK E150、重い機器ならFlexiSpot E7、国内の窓口なら山善かコクヨ
- 昇降範囲は脚のみの数値に注意し、保証はモーターの扱いまで確かめる
電動昇降デスクは、立ったり座ったりできる机というだけでなく、厚生労働省が勧める「ときおり立ち作業を」を、仕事の流れの中で続けやすくする道具です。
腰への効果は研究が進んでいる段階のため、痛みがあるときは医療機関への相談を先にしてください。
費用を抑えて試すならSANODESK E150、手持ちの天板を生かすならFlexiSpot EF1が現実的です。
モニター2台などを載せるならFlexiSpot E7、国内の会社の保証と窓口を重視するなら山善のELD-FSかコクヨのSTANDSIT-Wが候補になります。
机は毎日長い時間向き合う道具です。椅子と同じく、体に合う高さで使えるかを基準に選ぶ価値があります。


